シャニマス 市川雛菜語り1
こんにちは。今回はシャニマスの市川雛菜について話したいと思います。
笑顔の雛菜
なんで急に雛菜なんだと思う方多いと思うんですけど。
推しだからです。
それ以外に理由ないです。
というわけで今回は雛菜について長く語っていこうと思います。
注意
ネタバレとか解釈か怪文書とか多数なので無理な人は閉じてください。
まず雛菜のポリシー解説
1.雛菜はね雛菜がしあわせ〜って思えることだけでいいの
これが1番大事にしてることですね。ここの部分は作中一回も揺らいでないと思います。しあわせにつながらないことはやらないです。しあわせにつながるならちょっとぐらい大変なことならやります。そのちょっとぐらいは少しずつ大きくなっていきますね。天塵では殆ど見えず、海出でもまあ爪切ったくらいですかね
wingラストでプロデューサーに明確にちょっとくらい大変なことがあっても良いと宣言します。感謝祭では明確な描写はないですがトレーナーにノクチル全員完成度が高いといわれます。あとノートでアイデアいっぱい考えてましたね。これは大分自分が楽しいからやってただけな気もしますが。gradだとダンスのトレーナーと話し合って決めたことだと思いますがダンスの自主トレもしっかりやっています。これはしあわせに対してより貪欲に、強く求めるようになったことの表れな気もしますね。とはいえwing序盤の時点でボーカルがいまいちという自覚があるのか、ボイスレッスンの約束を破った場合が1番怒るのでやるべき努力はやらないととは思ってるのではないでしょうか。
天塵海出wingあたりで自主練しないのはする必要がなかったから(十分やれてた)からなんでしょうね。
2.雛菜は雛菜の気持ちしかわからないよ〜
魚で言えばこの魚の気持ちはこの魚にしかわからないもんですね。閑話休題、雛菜は相手のことを勝手に理解することをしません。相手の明確な発言のみを信じて言葉の裏を読むようなことをできるだけ避けます。これはアイドル同士の会話とか見ればわかりやすいと思います。全部相手に言われた通り解釈して思ったことをそのまま言っているでしょう。例外は樋口円香。対樋口だけふざけたり思ってないこと言ったりします。
この辺りは高山プロデューサーのインタビューでも雛菜は思ったことを言ってるだけだと答えてるのでほぼ公式の解釈と言って良いでしょう。咲耶も「しあわせな雛菜を見てるのが楽しいから雛菜のしあわせについて話さないか?」みたいな言い方だったら雛菜が忙しくなかったらもっと好感触な返事もらえたと思います。
また、相手の言ってることが分からない、またはあえて言わないことが雛菜にとって不利益(しあわせでない)になりそうならなるべく明確にさせるために質問をするでしょう。質問しようとするのは天塵の透へのネイルが1番わかりやすいですね。
また誤解されやすいんですが雛菜はサイコな子じゃないんで他人の気持ちを推測できないわけじゃないと思うんですよね。雛菜が他人を理解しようとしてないように見えるのは雛菜がむしろ他人よりよく他人のことがわかってるせいじゃないかと。他人よりわかるので、他人の99.99%理解できる。しかし残りの0.001%は分からない、わかりようがないという人間が根本的には実は相互理解不可能であることを知ってしまっているからこその、雛菜には雛菜しかわからないになる。雛菜は勝手に他人のことを分かった気になるのは好きじゃないのはなんとなく伝わってきますよね。
このポリシーがあるので雛菜は言いたいことはポリシー1に反しない限り言う派です。言うことでふしあわせになるなら言わないんじゃないですかね。進路相談みたいに。
3.作中のセリフとかを総合すると雛菜は自分がしたいと思ったことは即やるししたくないと思ったら無意識レベルに避けてます。
わかりやすいのはlogの生配信。読みたいコメントと読みたくないコメントを一瞬で選んでます。答えたくないコメントも内容は一応覚えてるけど思考の外に置いてますね。
即断即決といえばプロデューサーにどっちの仕事やりたいか問われて一瞬で決めます。プロデューサーが適当に選んだんじゃないかともう一回雛菜に聞いてしまうくらいあっさり決めてしまいました。雛菜からすればどっちの方がよりしあわせか考えてこっちだったってだけなのですごく簡単だったのでしょう。すぐ答えられると言うことはずっとしあわせのこと考えてるのでしょう。
大きなポリシー的なものはこれくらいですかね。他にも雛菜を読み解くには大事なポリシーやルールや性質と呼べるようなものがいくつかありますがこの3つが分かれば大体解説できます。なお雛菜はこれらのポリシーを雛菜のしあわせを損なわないかぎり他人に押し付けたりしません。その人のしあわせはその人にしか分からないからです。また雛菜を考える時我々も雛菜のことを理解しきれたと考えるべきではないでしょう。理解出来たとして、より深いところは結局わかりようがないので、自分が真に雛菜を理解してると思ってしまった時点で理解できてないことを理解しましょう。
雛菜のアイドル同士の会話を見ていての傾向ですが、雛菜は本心から褒められると少し嬉しそうです。雑にしあわせについて語られると冷たい対応をしがちです。本心から褒めらるのは単純に嬉しい、しあわせについて語られるのは雛菜がしあわせを求めて行動するのを雑に理解して接してきてると考えて嫌がっていると考えるとしっくりきます。
次にプロデュースモードごとの雛菜の言動を理解していきましょう。
今回はwing。雛菜のwingのテーマは相互不理解からの相互理解ですかね。
HAPPINESS
雛菜は透先輩を追いかけて283プロのオーディション受けたのでオーディション組ですね。雛菜のオーディションでは明らかにおかしいところがあります。雛菜からプロデューサーへの態度です。ものすごく懐くの早いんですよね。雛菜のノクチル以外のアイドルの会話見ればわかるのですが雛菜はあんまり知らない人にあんまり深い関係築こうとか思わないんですよね。しかしながらこれは偶然プロデューサーが雛菜を完全に肯定してしまったからと解釈することができます。これは悪いことではないのですが、wing編ではこの勘違いでシーズン4までちょっと雛菜とプロデューサーの間で相互理解に関する機能不全が起こります。雛菜wing編のプロデューサーは…と言い淀むことが多いのは相互不理解のせいなんですが、これは雛菜から見た第一印象が上手く行きすぎたせいで、雛菜から見ると雛菜の幸せに関するポリシーについてプロデューサーはわかってくれたんだと勘違いしてしまったんですね。何故そうなったのかというとプロデューサーが雛菜から見て偶然非常に肯定的だったからです。まずプロデューサーから見ると雛菜はなんでもできると言ったりする自信があるところや、自分が幸せになるためアイドルになろうとしていることについてしっかりと満面の笑顔で語っているのでアイドルに採用するのに肯定的なところしかない。プロデューサーはアイドルをポジティブに目指しててポテンシャルも有りそうなら即採用します。正直ビジュアル面の才能が全然ないとかではない限りはアイドルをやる気があって楽しんで活動できそうならどうとでもなると思ってそうです。この場で1番剣呑になったのはプロデューサーが「大変なこともある」と言ったときに雛菜が「大変なのはやだ雛菜は楽しい担当が良い」と言った時でしょうか。この時雛菜の「どんな時でも楽しくしあわせ〜が1番でしょ」に対してプロデューサーは「そうだな、アイドルとしてファンにはいつも笑顔を見せてもらいたいよ」と肯定的に返してしまったため、楽しい担当でいいんだと思わせてしまった面もあると思います。プロデューサーは雛菜が言われたことそのまま受け取るとまだ知らないので包み隠して伝えようとしたことがいくつかあるのですが雛菜には届いてないこともあります。プロデューサーは大変なことは避けられないことをちゃんと伝えて、雛菜も楽しめれば大丈夫だとちゃんと答えていたらwing編は全然違った話になっていたでしょう。
one two three
プロデューサーは雛菜と考え違いがあることに気付いてます。あとプロデューサーの懸念はそれだけではなく、雛菜が楽しい担当をやるなら雛菜が辛いことがあったら辞めてしまうのではないかと恐れています。というわけで雛菜のことをずっと考えていたわけですね。
選択肢ですがダンスが得意だなはプロデューサーも本心なので特に何も問題は起きてないです。が、相互不理解については話し合うべきですかね。
雛菜のプロデュース方法を考えてたでは多分ちゃんと話あいすべきだと思っていることを話そうと切り出したいのですが、咄嗟に雛菜を褒めてしまいます。ちょっと悪いコミュニケーションですかね。
雛菜は良いアイドルになりそうだなは、割とオーディションで話した通りの対応をしてるので1番良いコミュニケーションを取れてると思います。でもどれも問題解決にはなってないですね。
bitter×coffee
ソファー占拠はしあわせを求める故のわがままさがでてますね。可愛いです。プロデューサーが自主練無理矢理させそうなのでコーヒー飲んで逃げます。ここは言われる前に勝手に解釈してるのでポリシー2に反しますがポリシー1が何より大事なんで何も聞かないで逃げる方がしあわせだと判断したんですね。選択肢気をつけて帰るんだぞからのついてきてはコーヒー苦いから帰る=逃げると矛盾してるんですがついてこないの織り込み済みで言ったんですかね?ここの解釈難しいですね。
(unknown)
やっと向き合って話し合います。プロデューサーの懸念は雛菜が大変なことが増えたら雛菜がどうなるか分からないということです。それに対する返答の雛菜の考えは簡潔にそれでいてわかりやすくプロデューサーに提示されます。それに対してプロデューサーがどう思ったか聞くのはしあわせじゃないと判断したのか聞く耳持たず出ていきます。今日のプロデューサーはきらいとまで言います。
選択肢待ってくれでは待ってくれません。明日はいつも通りのプロデューサーでいてねは今日の雛菜の言ったこともう一度理解し直してね?と言ったところでしょうか。
選択肢……雛菜では本心から雛菜に事故にあったりしないでほしいと心配しているので、雛菜は少し喜んでいます。
選択肢……レッスン頑張れよは悪手です。雛菜が頑張ってることは辛くなかったらがんばったことにならないの〜で提示しているので。
take the cake
お仕事が楽しいならお仕事が大変なプロデューサーも肯定してくれます。言外に自分のスタンスもわかってくれたら嬉しいなと思って言ってますかね。可愛いですね。
ここはかなりお互いの心の中をちゃんと話し合います。思想的部分もちゃんと提示しあってますね。
ここはいいままでの相互不理解が解消されるとても気持ちいい瞬間だと思います。
雛菜もこんなに他人に理解されるまで思想を語ったことはもしかしてないんじゃないでしょうか。また、プロデューサーのような大人側からこんなに雛菜を理解してると示されたこともなかったんじゃないでしょうか。雛菜はとても嬉しそうです可愛いですね。
準決勝前コミュ
すっごく楽しくてしあわせなので笑ってます。緊張とかしないタイプなんですね。
準決勝後コミュ
大好きなプロデューサーも自分も楽しいのでしあわせですね。
決勝前
雛菜は割と楽しかったこと終わるの嫌がる描写多いですね。この時はwing終わってもアイドル続くむしろ始まるでパーフェクトコミュニケーションですね。
決勝後
楽しいので笑いました。可愛いですね。
決勝敗退
嬉しそうにダメだった。何故ならプロデューサーがほめてくれるから。がんばったからね。
優勝
嬉しそうに優勝した〜と言います。
プロデューサーが褒めてよしよししてくれるので。プロデューサーは拒否して雛菜が一方的に言ったことだと言い、雛菜は記憶力がいいので雛菜が一方的にしたお願いだったと気づき、ならプロデューサーを撫でれば良いとなります。
雛菜は自分のポリシーがわがままにつながることを理解しているようです。
雛菜のしあわせを見てたらみんなしあわせになっていく。うまくいくのは雛菜が本当に楽しそうだからですね。
過去の自分すら自分の敵なのは強者の証かな?と思っちゃいました。
割と議論になるちょっとくらい大変なことあっても良いよ。これは雛菜の根本が揺れ動いたのかという議論がありますが、元々ちょっとくらい大変なことがあってもやってたと思うんでそれがちょっと大きくなったのと、周りの大人に明示したのは大きな変化ですがポリシー1は全く変わってないので根本は何も変わってないと思います。
wing編はこんなところでしょうか。wingをまとめると雛菜とプロデューサーが分かりあえた、雛菜の大変なことへの許容量が増え、より幸せを追求できるようになった。という感じですかね。
わりと情動を垂れ流して描いたんで矛盾があったらこっそり教えてください。そのうちほかのプロデュースモードやサポやプロデュースカードの考察もしたいと思います。